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シーフードのコクとトマトベースの酸味、そしてほのかに香るクミンが一体となって、舌の上で小さな祝祭を繰り広げる。シーフードカレーとチーズナンのAセット 1,190円
2025年3月29日の土曜日の午後、久しぶりに新宿のオセワダイニングへ。 土曜日ということもあってか、店内は混んでいる。奥の席に座ることができ、さっそく注文をする。 あとで気づいたのだが、少し値上がりしている。 注文してから五分とかからず、静かに... -
塩気と出汁のバランスが秀逸で、食べ進めるごとに深みを増してゆく 新宿 古武士のつけ麺と唐揚げ1,350円★★★★☆
木製のテーブルに静かに置かれたつけ麺の膳。久しぶりに訪れた店で、思わず息をのむ。 黒い器に艶やかに光る中太麺、艶めきながらたっぷりと折り重なっており、見るからにコシがある。 隣の青い器には、魚介豚骨のつけ汁が湯気を上げ、食欲を刺激する香り... -
炭火の香ばしさは確かにあるが、肝心の肉の旨味がまるで感じられない。噛めば噛むほど、無味の繊維が口の中で広がるだけ。新宿御苑前駅 Grill&BBQ OK’s 低温調理 炭火焼ステーキ丼1,400円
平日のランチに、新宿御苑前駅からちょっと歩いた花園小学校近くのGrill&BBQ OK'sへ。 以前にメンチカツ定食を食べたこともあるお店。今回注文したのは、低温調理 炭火焼ステーキ丼1,400円。 開店時間ということもあり、ガラガラの店内において7分57秒... -
胡椒なのか、カレーなのか、それとも両方なのか。とにかく、どこかぼんやりとした風味が舌にまとわりつく。参杯餃子酒館の唐揚げ定食850円
目の前に置かれた唐揚げ定食。そのビジュアルは申し分ない。大皿の上には、こんがりと揚がった唐揚げがゴロリと並び、付け合わせのサラダが彩りを添えている。 湯気を立てる白米と、透き通ったスープ、そして小鉢の漬物が脇を固め、まるで王道の定食のよう... -
澄んだ出汁の琥珀色を想像していたのに、目の前にあるのは妙に黄色みが強い汁。得朝牛皿定食+豚汁変更570円
朝の空気がまだ澄んでいる時間帯、目の前に差し出された「得朝牛皿定食+豚汁変更」。 白米、牛皿、焼き海苔、漬物、そして具だくさんの豚汁が並び、朝食としては申し分ない充実度である。 特に、たった180円の追加で豚汁に変更できる というコストパフォ... -
黒々とした石鍋の中で、照りのある鶏肉が踊り、肉厚なネギがその存在感を主張している。四川食府の「鶏肉とバジル石鍋焼定食」980円
平日の11:10、新宿御苑前駅や曙橋駅よりかは少し離れた中華料理屋、四川食府へ。お客さんは0。 注文したのは「鶏肉とバジル石鍋焼定食」980円。7分くらいで料理が運ばれてきた。 石鍋の底から立ち上る熱気とともに、パチパチと弾ける音が耳をくすぐる。 運... -
口に入れると、醤油の甘辛さが染みた肉が舌の上で溶け、ほんのりとした八角の香りが鼻を抜ける。吉祥亭の豚の角煮ラーメン980円
新宿 吉祥亭。以前、「餃子酒場 パンダ」という店名でやっていたところだ。 テーブルに運ばれた瞬間、思わず目を奪われる。大きな丼にたっぷりと注がれたスープの中、堂々と鎮座するのは艶やかに輝く豚の角煮。 その姿は見るからに柔らかく、箸を入れれば... -
冷や汗が滲み、胃が不穏な音を立てる。そして訪れる、避けられぬ下痢の波。松屋のモーニング朝食ソーセージエッグ定食490円
テーブルに運ばれた瞬間、思わず二度見してしまう。ご飯特盛、納豆付きで490円。これは現実なのか? いや、確かに目の前にある。 こんもりと盛られた白米、湯気を立てる味噌汁、そしてメインの皿には目玉焼きとソーセージが鎮座している。 見た目はシンプ... -
店が空いていても相席になる。目の前の見知らぬ客と、無言で唐揚げに向き合う。中華料理 福怡軒の唐揚げ定食900円
平日の11:20、新宿御苑前駅から10分ほどの福怡軒へ。開店してからわずかだったからか、広々とした店内にお客さんは2組。 中央の4人テーブルに座りランチALL900円の唐揚げ定食を頼む。注文してから3分で料理が運ばれてきた。唐揚げなのに早すぎないかと不安... -
薄切りの牛肉は柔らかく、噛むたびに染み渡る旨味が広がる。松屋の朝食モーニング得朝牛皿定食390円( 大盛り )
朝の喧騒の中、静かに差し出される一膳の「得朝牛皿定食」。その質実剛健な佇まいは、働く者の胃袋を満たすことに特化した、まさに“朝食の理想形”である。 白米がこんもりと盛られた丼は、粒立ちのよい炊き加減が見て取れる。ふっくらとした炊き上がりが、...